今日は昼間に大阪の高校での講演があり、
夜は京都市内のホテルで、ワイズメンズクラブの講演だった。
とんぼ返りという動きだった。
身体が少し疲れているなと思いながら、
夜の講演に臨んだのだが、
いざ話を始めると、
何か違う力みたいなものが湧き出てきた。
いつもそうなのだが、
何か、不思議な力みたいなものが宿るのだ。
自分でも、それがどこからくるのか、よく判らない。
目が不自由になったたくさんの仲間の思いなのかもしれないし、
僕自身の未来への希望なのかもしれない。
とにかく、いつの間にか、必死になって話をしている僕がいるのだ。
話し終わると、聞いてくださった人達に、
ありがとうございますという気持ちが、
心の底からこみあげてくる。
そして、ささやかだけど、未来への種蒔きができたなって、
満足感に包まれる。
講演の後、何人もの方が、メッセージを届けてくださった。
それぞれの言葉で、
とても暖かなメッセージだった。
人間の社会って、素晴らしいな。
明日は、また10歳の子供達に話をします。
明日もまた、心をこめて、見えない世界を伝えたい。
(2013年9月26日)