ダラダラと三が日を過ごす。
ダラダラがなんとも心地よい。
毎年2日と3日は箱根駅伝をラジオで聞いている。
いつの頃からかお正月の恒例行事のひとつとなった。
故郷の親友達が駒澤大学や日本大学の卒業生だから少しは応援しているが絶対ではな
い。
どこの大学でも地力があると前評判の選手が活躍すると凄いなと思う。
区間新を出した選手には拍手を送る。
でも一番応援するのはうまくいかない選手や調子の出ない選手だ。
頑張れ頑張れと気持ちが叫んでいる。
タスキがつながらなくなりそうな場面など、必死で応援してしまう。
ひょっとしたら自分自身の人生へのエールかもしれない。
幾度もくじけそうになりながら、なんとかここまで走ってこれた。
最後尾をヨロヨロと止まりそうになりながらも走ってこれた。
拍手は僕が僕自身にしているのかもしれない。
自分には甘いのかな。
とは言え、もう自分を変えられるような年齢でもない。
僕は僕のままで今年も生きていこう。
新春から感動をくれた若き走者たちに心からありがとう。
(2025年1月4日)