先週の月曜日から昨日の木曜日までの11日間、ずっと外出していた。
小学校、中学校、高校、専門学校、大学、社会人、すべてに関わった。
未来への種蒔、たくさんできた。
そして金曜日の今朝、満足感と疲労感が混在した朝を迎えた。
コーヒーの香りが脳に染みる。
体力は落ちてきているのだろうかとふと考える。
電車で立ったままの状態で睡魔に襲われたりした。
これまでにはなかったことだ。
老いを認めていくことも必要なのかもしれない。
僕は基本的には白杖での単独移動だが、いくつかのサポートも受けた。
ガイドヘルパーさんのお世話にもなった。
たまたまなのだが、この期間に3名の女子大学生も僕のサポートをしてくれた。
3名とも別々の大学で接点はない。
それなのに、3名ともが僕に教えてくれたことがあった。
「水色みたいな空です。」
「この辺りはビルに囲まれているので空が映えます。」
「空、少し高くなりましたよ。」
「空にはうっすらと筋状の雲があります。」
彼女たちは申し合わせたように、僕に空を伝えた。
尋ねたわけでもないのに空を教えようとした。
僕はその度に空を見上げた。
空を見上げた僕を見て、3名ともが微笑んだ。
今朝それに気づいて、不思議だと思った。
秋になったということなのだろう。
今日と明日は久しぶりの連休、のんびりしよう。
音楽でも聞きながら畑仕事もいいな。
空も見てみよう。
連休が終われば、来週はもっとハードなスケジュールだ。
(2024年11月15日)