今夜は中秋の名月と朝からラジオが伝えていた。
少しだけ楽しみにしていた。
夕方になっても気温はなかなか下がらなかった。
21時を過ぎても30度くらいあった。
ちょっと悲しくなった。
虫達の声も少なく感じた。
お月様は地球を見てどう思っておられるのだろう。
人間を賢い生き物と思っておられるのだろうか。
そんなことを考えたらため息が出た。
僕が生きてきた日本には四季があった。
それぞれの季節にそれぞれの楽しみがあった。
僕が見えていた頃、四季が織りなす美しさがあちこちにあった。
それは過去の話なのだろうか。
異常気象という言葉を耳にするのが通常になってしまった。
人間の本当の英知がこれを止めてくれることを願う。
今年は名月と満月がずれているらしい。
明日は気分直しに今日忘れた月見団子でも食べて秋を祝うことにしよう。
お月様にお願いしながら食べよう。
(2024年9月18日)