三連休は僕もお休みだった。
天候はもうひとつだったが有意義な三日間だった。
土曜日は畑仕事をした。
キュウリがお化けみたいに大きくなっていたのに驚いた。
草を抜いたり、ミニトマトなどに肥料を与えたりした。
雨がきつくなった時間はDVDで映画鑑賞をした。
副音声付の映画なので僕も利用できるのだ。
音響や臨場感などは映画館みたいな訳にはいかないが一応楽しめる。
日曜日と月曜日は視覚障害の仲間とランチに出かけた。
ワイワイ言いながらの豊かな時間だ。
仲間とのコミュニケーション、そこにはいつも命の煌めきを感じる。
それぞれの人生の大切さを実感するし、どう生きていくのかを教えてもらっている。
社会に関わることの意味を考える。
月曜日の帰り道、久しぶりに祇園祭宵山の四条通を歩いた。
遠回りだったがガイドさんにお願いしたのだ。
人波を歩きながらコンチキチンの音色が聞こえてきた。
懐かしさと一緒に画像が蘇った。
セピア色なのに驚いた。
それくらいの時が流れたということなのだろう。
もう見ることはないとちゃんと理解できている。
無茶も言わない。
でもただ素直に、もう一回見たいなと思ってしまう。
穏やかな気持ちで思ってしまう。
いい休日だった。
(2024年7月16日)