大津市在住の視覚障害者の人達数人でランチをした。
引っ越してきた僕のために一席設けてくださったのだ。
48年暮らした京都、そのうちの25年は視覚障害者としての暮らしだった。
25年の間にたくさんの視覚障害者の人と縁が繋がっていった。
視覚障害になった理由も時期もそれぞれ違っていた。
世代も生い立ちも性格も価値観も宗教も政治もそれぞれ違った。
視覚障害ということだけが共通点だった。
縁は僕自身を励ましてくれ豊かな人生に繋がっていった。
また新しい場所で繋がれるというのはうれしいことだ。
これから25年、それはちょっと難しいかもしれない。
少しずつのんびりと繋がりながら笑顔になれればいいと思う。
今日のランチ、皆で笑顔で乾杯した。
仲間ができるって幸せなことだと感じた。
(2022年7月18日)