今月中に来年度のシラバスを提出するようにとの大学からの指示だった。
シラバスというのは一年間30回の講義計画だ。
学生達の受講動機のひとつになる。
僕はまた新しく出会うであろう学生達をイメージしながらいろいろ考えた。
校正を幾度も繰り返しながら作成していった。
専門学校や大学の講義は1回が90分だ。
講義する方も講義を受ける法も結構大変だ。
受講してくれる学生達が喜んでくれる内容にしたい。
楽しみながら深い学びにつながってくれればと期待する。
今年度は入学式の直前にオンラインでの講義となった。
準備ができなかった僕は一年休講することにした。
見えない僕が突然オンラインで実施するのは無理な話だった。
社会情勢からして仕方ないと理解はしながら残念に感じた。
この一年の間に僕もなんとかzoomくらいはできるようになった。
大学の教務課の支援を受ければなんとかなるだろう。
また新しい学生達に会えると思うとうれしくなる。
仕事ができるというのは幸せなことだ。
冬が終われば春がくる。
必ず春がくる。
笑顔で迎えられる春であって欲しい。
(2021年1月14日)