左手で右手の爪を確認する。
それから左手で爪切りを持って右手のそれぞれの指の爪を切っていく。
一本ずつ触覚で確認しながら切っていく。
見えないと危険と思う人もおられるらしいが問題はない。
慣れるかどうかだけだと思う。
触覚での確認のせいか深爪になりがちだが構わない。
いつも短く切っていて清潔感があるとほめられたことがある。
爪を切る度にほめてくれた人を思い出す。
ちなみに、僕は足の爪も自分で切っている。
これも慣れなのだろう。
子供の頃、夜に爪を切ったらだめだと叱られた。
親の死に目に会えないという言い伝えだったかな。
暗い中での爪切りは危険ということからの話なのだろう。
今は夜中でも切っている。
朝も昼も夜も変わらないということはいつも安全ということかな。
なんて不謹慎なことを思いながら切ろうとしたらチクッとした。
見えても見えなくても集中しなくっちゃいけないってことだな。
(2020年8月28日)