とうとう僕もZoom会議にデビューした。
地域の視覚障害者協会理事会が在宅でのZoom会議となったのだ。
参加理事9名のうち6名は全盲だ。
会長は自分自身も全盲だがパソコンやスマートフォンなどへの知識は長けている。
その会長がそれぞれ事前訓練をしてくれたお陰で開催できたのだ。
全盲の場合は元々お互いの顔は見えていないせいか違和感はほとんどなかった。
ただ、後で気づいた。
音声だけの会議と映像付きの会議とあるのだが、普通に映像付きで実施していた。
何故だろう。
見える人がやっているようにやったということなのかな。
映像はお互いに確認できない。
ひょっとしたら、顔の一部しか映っていない人もいたかもしれない。
僕ははげたおでこだけが映っていたのかもしれない。
今更だけど、ちゃんと髪もセットして服も整えておけばよかったと後悔している。
もう終わったことだから、今回はこれでよかったことにしよう。
見えている人とのZoom会議に参加するときは気をつけなければと思った。
見えているって結構面倒くさいなあ。
(2020年5月27日)