5年生の子供達から届いた手紙に心が震えた。
福祉授業で僕の話を聞いてくれた子供達からのメッセージだった。
視覚障害についての正しい理解ができたとのことだった。
障害への考え方が変わったとも書いてあった。
人間の生き方について考えたというのもあった。
自分達が未来を作っていくという宣言もあった。
一人一人のひとつひとつの言葉がキラキラと輝いていた。
キラキラとした眼差しで書いてくれたのが伝わってきた。
愛が溢れていた。
愛には力があるのだと思った。
子供達と向かい合う時、いつも全力の僕がいる。
ある意味、必死になっている僕がいる。
子供達に話しかけるということは未来に語りかけるということなのだ。
こうして子供達のメッセージを読みながら、ほんの少しそれができたことに気づく。
そして充実感が僕自身をも幸せにする。
僕にできるささやかなこと、これからもまだまだ頑張りたい。
メッセージを届けてくださった先生方にも心から感謝したい。
(2020年3月7日)