箱根駅伝の応援が年始の恒例となったのはいつからだろう。
2日と3日の午前中はラジオにかじりついている。
見えている頃からスポーツ観戦は好きだったが、
見えなくなって遠ざかってしまったのも幾つかある。
サッカー、バスケット、バレー、卓球などは解説だけではついていけない。
想像して楽しめるかがポイントなのかもしれない。
野球はワンプレーずつ止まって解説が入るので問題はない。
ラグビーは好きだったから昔見た光景が蘇る。
フィギアスケートとかシンクロナイズドスイミングなどはお手上げだ。
ボクシングなどの格闘技も一瞬が見えないとあまり面白くない。
陸上も短距離はどうしようもないがマラソンとか駅伝は楽しめる。
そこにスポーツならではのドラマがあるからかもしれない。
東洋大学は従兄のなおちゃん、中央大学は従弟のひでおちゃん、駒沢大学は親友のよ
しゆき君、国士館大学はまなぶ君・・・。
それぞれの関係者と一緒に自分の青春時代を重ねたりもする。
講演に招かれた帝京大学にも愛着はある。
二日合わせて6時間くらいはあるので想像も回顧もゆっくりとたくさんできてしまう。
そしていつも最後に残るのはすがすがしさだ。
初春によく似合う。
僕が走るなんてそれはあり得ない。
でもいつか白杖で同じコースを歩いてみたいなとか思ってしまう。
こういうのを初夢っていうのかな。
2018年1月4日)