小学校低学年の頃、高学年はお兄さんに見えた。
高学年になったら中学生がお兄さんに思えた。
中学生になったら高校生が大人に見えた。
そして高校生になった時そうではないことに気づいた。
妄想という言葉を知った。
きっといつもなにがしかの目標もあって向上心もあったのだろう。
大人になってもそれは変わらなかった。
ただ、いつの間にかあきらめる自分を認められるようになった。
反省も上手になった。
作り笑いもできるようになったし謝罪もこなせるようになった、
それでも立ち止まってしまう勇気は持てない。
のろまな足でよたよたしながら歩き続けている。
煩悩に振り回されながら生きている僕がいる。
108の喜び、悲しみ、苦しみ、怒り、そして感謝。
過ぎ去った時間にありがとう。
出会った人にありがとう。
2017年にありがとう。
このブログが今年108個目になると
故郷のガールフレンドから連絡がありました。
狙ったわけでもなくたまたまなのですが不思議です。
そうそう、最近思うようになったことがひとつあります。
歩き続けていれば奇蹟は起こるのかもしれないということです。
根拠があるわけではありません。
でも例えば、ささやかに始まったこのブログ、
一か月に1万人くらいの人がアクセスしてくださっているらしいです。
始めた時には誰も予想しなかった数字です。
その数字、2万になり3万になり、そしていつか・・・。
奇蹟を信じて、奇蹟を愛して、また明日からも歩きます。
歩くために今夜は白杖をしっかりと拭きます。
来年も僕の歩調で僕の歩幅で歩き続けます。
一年間のご愛読、ありがとうございました。
これからも、引き続き読んでいただければうれしいです。
皆様も良いお年を!
(2017年12月31日)