今日こそはちょっとでも早くベッドに入ってしっかり眠ろうと思いながら、
ついついラジオのスイッチを入れてしまう。
明け方に目が覚めて時間を確認したら、
もうちょっと眠れるなと思いながら気になってラジオのスイッチを入れてしまう。
そしていつの間にか夢中になって聞いている。
いや必死に応援している。
メダリストとなった選手の喜びのインタビューに胸が熱くなり、
口惜しさを語る選手の一言に涙がこぼれそうになる。
日本人だからとか記録がどうだとか、
そんな次元のものではないのだろう。
夢に向かって努力している人間の姿は美しいものなのだ。
そしてその美しい姿を人間は自然に愛し応援するのだろう。
応援している時の自分自身はとても清らかになっている。
そんなになれる瞬間もうれしいのかもしれない。
オリンピックが終わるとパラリンピック。
仲間達のパフォーマンス、心を込めて応援したい。
(2016年8月21日)