僕が勤務している専門学校や大学も新年度がスタートした。
専門学校での講座は必須科目で全員が受講する。
大学の「社会福祉学特殊講義」という講座は選択科目となっている。
希望する学生だけが受講するのだ。
履修届を提出しても実際には受講しない学生もいるから、
スタートしてみないと実数は判らない。
受講生が集まらなかったら開講されないということになる。
僕自身もちょっとの不安を抱えながらのスタートということになる。
今年度も30名近くの学生が集まり無事開講ということになった。
うれしいことだ。
学生達に講座へのメッセージを書いてもらった。
「誰かの力になりたい。」
「街中で白い杖の人を見かけた時に手伝えるようになりたい。」
「社会の役に立つ人になりたい。」
18歳の若者達の誠意のあふれる言葉がならんでいた。
それはそのまま僕へのエールでもあった。
これからの1年間、30回の講義が楽しみになってきた。
若者達と一緒に未来を見つめる時間を過ごしたい。
(2016年4月22日)