視覚障害リハビリテーション研究発表大会が福島市で開催された。
昨年は京都市で開催されたので僕も主催者側として関わった大会だ。
1年以上前からの検討会議、準備、当日と目まぐるしい日々だったことが懐かしく思
い出された。
僕自身はたいしたことはできなかったのだけれど、
大会が日本中の視覚障害の人の幸せにつながるようにと願いながら取り組んだ。
あれから1年の歳月が流れた。
大学などの研究者、ドクターや視能訓練士などの医療関係者、相談員や歩行訓練士な
どの専門家、
それぞれの研究発表に耳を傾けながら、
またひとつ進んだことを感じた。
そしてしみじみと有難いと思った。
こういう人達のお蔭で
僕が今参加できる社会があるのだ。
僕は見えない人間という立場で、
僕にできることを少しだけれど頑張っていきたい。
(2015年6月30日)